断捨離精神ともったいない精神

断捨離精神ともったいない精神

断捨離の本を読んで、よしさっそく実践しよう!と思っても、実際に始めてみると、もったいない精神がここぞとばかりに発揮されて、なかなか断捨離が進まない・・・ということがよくありますよね?

 

まだ使えるのに、いつか使うかもしれないのに、まだ新しいのに・・・
などと考えてしまうと捨てるに捨てられません。

 

ですから、モノを大切にするもったいない精神からすると、断捨離なんてとんでもないことのように思えるかもしれませんね。

 

 

でも、実は、このもったいない精神は、必ずしも断捨離精神とぶつかり合うものではありません。

 

そもそもモノを大切にするというのは、使いもせずに仕舞い込んでしまうことではありません。
仕舞い込んだまま何年も使わないまま、結局、カビが生えたとかねずみがかじったとかで仕方なく捨てるとか、自分の死後に遺族が処分するなんてことはざらにある話です。

 

こっちの方がよほどもったいないと思いませんか?とてもモノを大切にしているとは思えませんね。

 

捨てる決断をするために、わざとカビが生えやすいところやねずみが出る所に置いておくというような人もいるくらいです。
「捨てるのがもったいない」と言いながら・・・あぁ矛盾!!

 

 

いつか使うではなくて、使えるのなら今どんどん使えばいいし、使わないのなら、人に譲ってあげればいいのです。自分は使わなくても、それを必要としている人がいるからです。

 

これこそもったいない精神の本領ではありませんか?

 

欲しい人にただで譲ってあげてもいいし、買ってくれる人がいるならそれでもいいわけです。
そうやってモノを処分できれば、断捨離精神ともったいない精神が両立し、身も心もすっきりと満足すること請け合いです。

 

 

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