断捨離の効果・・・後悔
断捨離には素敵な効果があると聞いているが、実際に断捨離を実践することで後悔することも有るのではではないかと心配になる気持ちも理解できます。
どういう場合に後悔の念が出て来るかというと・・・
・その物が必要となった時
・大切な思い出の品
・まだ使えたのに・・・
・何年も持っていれば、いつか高く売れたかも・・・
まあ、こういうことを考えがちですが、こういう思いも一緒に断捨離してしまうことが大切なのですよ。
実際に断捨離を実践すると、たいていはそんな思いもきれいさっぱりと手放すことができます。
ただ、実際に断捨離を実践する前は、ついこういう思いが出て来るものですし、実践後にこういう思いをすることも有るでしょう。
断捨離を実践する前なら、断捨離の効果を再確認して、えいやっ!で捨ててしまえばいいのです。
基本的にはほとんど使っていないものを捨てるわけですから、たまたまそれが必要になる時が来たとしてもそれはそれで仕方が無い、と割り切ることが必要です。
今時、たいていのものはどこにでも売っているはずですから。
あまり使わないとしても、年に1回必ず使うというものなら捨てずに置いておけばいいのです。いつか使うかもしれない・・・でも、それがいつ来るかわからない・・・こういうものを捨てるのです。
安いものなら毎年使い捨てにすることもOKですね。
まだ使えようが関係ありません。使えても使わなければ意味がありませんので。
いつか高く売れるかもしれませんが、売れないかもしれません。古くて価値のある品だと思っていても、オークションなどでは自分の思いとは裏腹に、全然買い手がつかなかったり二束三文にしかならないこともよくあります。多少高く売れるとしてもそれだけのことです。
大切な思い出の品も、捨てようかどうか迷うくらいの物なら捨ててしまって大丈夫です。捨てて後悔するくらいの物は、そもそも捨てようかどうかと考えることすら無いと思います。
仮に後悔することがあるとしても、思い出はちゃんと心の中に有ります。災害によって大切な思い出の品を全て失ってしまった人のことを考えてみてください。
こういった物に執着する気持ちも一緒に断捨離してしまいましょうね。
物は無くて平気なのです。物に執着する極端な例は、ゴミ屋敷ではないでしょうか。ゴミ屋敷の住人は、単なるずぼらというよりも物に執着して捨てられないという人たちのように思えます。捨てられないどころか、拾って来るくらいですから。
あの人たちにとっては、ゴミも捨てられない大切なものなのかもしれません。でも実は、あなたが大切に思っているものも大差ないかもしれないですよ!
物に執着するのではなく、明るい未来の方へ気持ちを切り替えましょう!